人間は、いつか亡くなる-
悲しいことですが、人として生まれた私たちはそのことを受け入れる必要があります。
そして、高齢者もそのご家族も、いつか来るその日までは毎日を不安なく過ごし、最後の瞬間は家族みんなで看取ってあげたい・・・ そんな願いをかなえる方法をお伝えいたします。
私たちは、年間1,000件のご葬儀のお世話をさせていただくなかで、様々な臨終のカタチを目の当たりにします。
病院でご家族に看取られる方、自宅で看取られる方、あるいは自ら死を選ぶ方など、本当に様々です。
しかし、昨今は突然死が増えているということを実感しています。
自宅で倒れられ、誰にも気づかれることもなくそのまま息を引き取られる、いわゆる孤独死が急増しています。
その裏側には高齢者の独居世帯や日中独居になる高齢者が非常に増加しているという時代背景があります。
親御さんが図らずも孤独死されたご家族は、やりきれない思いと後悔の念を抱かれています。
そして、そういったご遺族は、その悲しみから立ち直るのに時間を要し、場合によっては倦怠感、自責の念が強い場合にうつ病のような症状が出る場合があるとも言われます。